ChatGPTのカスタム指示の使い方|仕事で使える設定例とコピペ用テンプレート

ChatGPTのカスタム指示の使い方とコピペ例

ChatGPTへ質問するたびに、「日本語で」「最初に結論を書いて」「専門用語はかみ砕いて」と入力するのは少し面倒です。回答の長さや書き方がチャットごとに変わり、毎回修正を頼んでいる方もいると思います。

このような繰り返しを減らしたいときに使えるのが、ChatGPTのカスタム指示です。あらかじめ回答の言語、詳しさ、形式などを登録しておくと、複数のチャットで共通の希望として反映されます。

この記事では、Web版ChatGPTでカスタム指示を設定する方法と、仕事・日常・学習・ITで使えるコピペ用テンプレートを紹介します。すべてを入れる必要はありません。使いたいものを数個選び、自分に合わない部分だけ直して使ってください。

この記事で分かること
  • ChatGPTのカスタム指示を設定・変更する方法
  • カスタム指示、通常のプロンプト、メモリ、Projectsの使い分け
  • 短い一文から始められるカスタム指示の例
  • 仕事・日常・学習・IT向けのコピペ用テンプレート
  • 指示が反映されないときに確認するポイント
目次

先にポイント:共通して守ってほしいことだけを設定する

カスタム指示へ向いているのは、多くのチャットで共通して守ってほしい内容です。「日本語で回答する」「結論を先に書く」「分からないことを推測で埋めない」といった希望が当てはまります。

一方で、「今回の資料を300文字で要約する」のような依頼は、そのチャットのプロンプトへ書きます。特定のブログや開発案件だけで使う詳細ルールは、Projectsの指示へ分けた方が、関係のない会話へ影響しません。

最初は短くてOK

入力できる文字数を上限まで埋める必要はありません。まずは困っていることを3~7個ほど設定し、回答を見ながら少しずつ調整する方が扱いやすくなります。

ChatGPTのカスタム指示とは

カスタム指示は、ChatGPTの回答方法や作業の進め方について、継続して反映してほしい希望を登録する機能です。OpenAIの公式資料でも、複数のチャットで共通して使いたい回答スタイルなどを設定するものとして案内されています。

たとえば、毎回「初心者向けに説明してください」と書かなくても、カスタム指示へ登録しておけば、その希望を前提に回答してもらえます。ただし、指示した内容がすべての回答で完全に再現されることを保証する機能ではありません。重要な条件は個別の依頼にも書き、出力内容を確認してください。

通常のプロンプト・メモリ・Projectsとの違い

機能向いている内容適用する範囲の目安
通常のプロンプト今回だけ依頼したい作業や条件現在のチャット、現在の依頼
カスタム指示回答の言語、詳しさ、形式などの共通ルール複数のチャット
メモリ会話をまたいで役立つ好みや背景情報今後の関連する会話
Projectsの指示特定テーマや案件だけで守るルールそのプロジェクト内
通常のプロンプト・カスタム指示・Projects・メモリの使い分け

メモリは、以前の会話から今後も役立つ情報を引き継ぐ仕組みです。カスタム指示は「こう答えてほしい」と自分で明示するルール、と考えると区別しやすくなります。

Projectsでは、テーマごとにチャット・ファイル・指示をまとめられます。ブログ執筆ルールや案件固有の開発規約など、用途が限定される内容はこちらへ分けると管理しやすくなります。

カスタム指示を設定する方法

この記事では、2026年8月15日時点のWeb版ChatGPTを基準に説明します。プランやアップデートによって、項目名や配置が異なる場合があります。

1.ChatGPTの設定を開く

ChatGPTを開き、プロフィールメニューから「設定」を選択します。

プロフィールメニューから「設定」を開く画面

2.「パーソナライズ」を開く

設定画面の「パーソナライズ」を選択します。ここでは、回答のスタイルやメモリなど、ChatGPTの応答を自分に合わせるための項目を確認できます。

ChatGPTの設定から「パーソナライズ」を選択した画面

3.「カスタム指示」を入力する

「カスタム指示」を開き、回答時に守ってほしい内容を入力します。最初から長文を作らず、この記事の一文テンプレートから必要なものを選ぶ方法でも構いません。

パーソナライズ画面でカスタム指示を入力する欄

4.設定を保存して新しいチャットで確認する

入力内容を保存したら、新しいチャットを開いて質問します。設定前と同じ質問を使うと、回答の長さ、言葉の難しさ、構成がどのように変わったか確認しやすくなります。

カスタム指示の設定前後で試したプロンプト

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いを教えてください。

カスタム指示に設定した内容

比較を求められたときは、必ず次の順番で回答してください。

1.最初に違いを一文でまとめる
2.主な違いを表で比較する
3.それぞれのメリットとデメリットを2つずつ挙げる
4.どんな人に向いているかを示す
5.迷った場合の選び方を最後に示す

前置きは省略し、初心者にも分かる言葉を使ってください。

ChatGPTの回答(カスタム指示:設定前

大きな違いは、**洗い方・乾燥性能・水の使用量・価格**です。ざっくり言うと、**乾燥までよく使うならドラム式、洗浄力や価格を重視するなら縦型**が選びやすいです。

| 比較     | ドラム式                | 縦型                   |
| ------ | ------------------- | -------------------- |
| 洗い方    | 衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」  | 水の中で衣類をかくはんして洗う      |
| 洗浄力    | 普段の汚れには十分           | 泥・汗などの汚れに比較的強い       |
| 水の使用量  | **少なめ**             | 多め                   |
| 衣類への負担 | 比較的少ない              | 絡みや摩擦が起きやすい          |
| 乾燥性能   | **高い**。乾燥まで自動運転しやすい | 乾燥付きでもドラム式ほど得意ではない傾向 |
| 本体価格   | 高め                  | **比較的安い**            |
| サイズ    | 奥行きが大きく、扉を開くスペースも必要 | 比較的省スペース             |
| 洗濯物の追加 | 運転途中は追加しにくい機種もある    | 比較的追加しやすい            |
| お手入れ   | フィルターなどのお手入れがやや多い   | 比較的シンプル              |

**ドラム式がおすすめなのは、**「洗濯物を干す手間を減らしたい」「共働きなどで洗濯〜乾燥まで一気に終わらせたい」「タオルなどをふんわり乾燥させたい」「節水を重視したい」という場合です。特に、ドラム式の便利さを最も実感しやすいのは**乾燥機能を頻繁に使う家庭**です。

一方、**縦型がおすすめなのは、**「乾燥は基本的に外干し・部屋干し」「子どもの泥汚れなどをしっかり洗いたい」「購入費用を抑えたい」「設置スペースが限られている」という場合です。

迷った場合は、かなり単純化すると、**乾燥を週に何度も使う → ドラム式、ほとんど干す → 縦型**で考えると選びやすいです。

なお、最近は機種による差も大きいので、「3〜4人家族」「予算15万円くらい」「乾燥も使いたい」のように条件を教えていただければ、**どちらが向いているか具体的に比較**できます。

ChatGPTの回答(カスタム指示:設定後

**一言でいうと、ドラム式は「乾燥まで自動で済ませたい人向け」、縦型は「洗浄力・価格・扱いやすさを重視する人向け」です。**

| 比較ポイント   | ドラム式洗濯機            | 縦型洗濯機          |
| -------- | ------------------ | -------------- |
| 洗い方      | 衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」 | 水流でもみ洗い        |
| 洗浄力      | ○ 普段の汚れには十分        | ◎ 泥・皮脂などに強め    |
| 衣類への負担   | ◎ 比較的少ない           | ○ やや絡みやすい      |
| 使用水量     | ◎ 少ない              | △ 多め           |
| 乾燥性能     | ◎ 非常に強い            | △〜○ 機種による      |
| 乾燥の電気代   | ヒートポンプ式なら比較的安い     | 乾燥機能付きは高くなりやすい |
| 洗濯時間     | ○                  | ◎ 比較的短い        |
| 本体価格     | △ 高い               | ◎ 安い           |
| 本体サイズ    | △ 大きい・重い           | ◎ 比較的コンパクト     |
| 洗濯物の途中追加 | △ 機種による            | ◎ しやすい         |
| お手入れ     | △ 乾燥フィルターなど手間がある   | ○ 比較的シンプル      |
| 得意分野     | 洗濯〜乾燥の全自動化         | 「洗う」ことそのもの     |

### ドラム式洗濯機

**メリット**

1. **乾燥性能が高い**
   洗濯物を干さず、「洗濯→乾燥」まで一気に終わらせやすいです。

2. **水をあまり使わない**
   少ない水で洗えるため、一般的には縦型より節水しやすいです。

**デメリット**

1. **本体価格が高い**
   10万円台後半〜20万円以上の機種も珍しくありません。

2. **設置条件が厳しい**
   本体が大きく、扉を前に開くスペースも必要です。防水パンや搬入経路の確認も重要です。

### 縦型洗濯機

**メリット**

1. **洗浄力が高い**
   たっぷりの水と強い水流で洗うため、泥汚れや皮脂汚れなどに向いています。

2. **安くて選択肢が多い**
   同じ洗濯容量なら、基本的にドラム式より安く購入できます。

**デメリット**

1. **乾燥性能ではドラム式に劣る**
   「乾燥まで完全に任せたい」という使い方にはあまり向きません。

2. **水を多く使う**
   洗濯槽に水をためて洗うため、ドラム式より使用水量が多くなりやすいです。

### こんな人に向いています

**ドラム式が向いている人**

* 洗濯物を干す作業をなくしたい
* 共働き・忙しくて家事を減らしたい
* 部屋干しを避けたい
* タオルなどをふわふわに乾燥させたい
* 洗濯から乾燥まで夜間などに自動で終わらせたい

**縦型が向いている人**

* 基本的に外干し・部屋干しする
* 乾燥機能をあまり使わない
* 汚れ落ちを重視する
* 本体価格を抑えたい
* 設置スペースがあまり広くない

### 迷った場合の選び方

一番大きな判断基準は、**「乾燥機能を日常的に使うか」**です。

**毎回のように乾燥までしたい → ドラム式**
**洗った後は自分で干す → 縦型**

特に「乾燥はたまにしか使わない」という場合、ドラム式の高い本体価格を払うメリットは小さくなります。逆に、**洗濯物を干す作業そのものをなくしたいなら、ドラム式はかなり生活が変わります。**

なお、ドラム式を選ぶなら、乾燥方式は**「ヒートポンプ式」かどうか**もかなり重要です。ここで電気代や乾燥性能に差が出ます。

設定前の回答にも結論や比較表は含まれていましたが、設定後は指定した順番どおりに、メリット・デメリット、向いている人、迷った場合の選び方まで整理されました。カスタム指示を設定しても内容が大きく変わるとは限りませんが、回答の構成をそろえる効果は確認できました。

カスタム指示を書くときの考え方

カスタム指示は、思いついた要望をすべて並べるより、役割を分けて書くと見直しやすくなります。

項目書く内容の例
言語・文体日本語、です・ます調、落ち着いた表現
詳しさ初心者向け、専門家向け、要点だけ
回答の順番結論、理由、手順、注意点
形式箇条書き、表、コードブロック
判断方法複数案を比較し、推奨案と理由を示す
不確かな情報推測で埋めず、確認できない点を明記する
やり取り情報不足なら回答前に質問する

特に便利なのは、「何をしてほしいか」だけでなく、どうなれば使いやすい回答なのかまで書くことです。たとえば「分かりやすく説明する」より、「専門用語は最初に短く説明し、手順は番号付きで示す」の方が具体的です。

まず試せる短いカスタム指示テンプレート

回答の言語・長さを整える

回答は日本語で書いてください。

最初に結論を示し、そのあとに理由や手順を説明してください。

簡潔に答え、補足は必要な場合だけ追加してください。

長い回答になる場合は、最初に要点を3~5個でまとめてください。

一文を長くしすぎず、段落を適度に分けてください。

分かりやすさを調整する

専門用語を使う場合は、最初に短く意味を説明してください。

初心者でも操作できるように、手順を番号付きで説明してください。

抽象的な説明だけで終わらせず、具体例を1つ添えてください。

操作方法は、画面上の項目名を「設定」→「パーソナライズ」のように示してください。

前提知識が必要な場合は、回答の冒頭で明記してください。

判断や比較をしやすくする

複数の方法がある場合は、違いを表で比較してください。

選択肢を提示したあと、推奨案とその理由を示してください。

メリットだけでなく、デメリットや注意点も書いてください。

条件によって結論が変わる場合は、判断基準を示してください。

私の認識に誤りがある場合は、遠慮せず具体的に指摘してください。

不確かな回答を減らす

確認できない情報を推測で補わず、不明な点を明記してください。

仕様、料金、法律、製品画面など変わりやすい情報は、最新の公式情報を確認してください。

事実と推測を分けて書いてください。

情報不足で結論が大きく変わる場合は、回答前に確認してください。

参考にした情報源がある場合は、該当箇所の近くにリンクを付けてください。

仕事で使えるカスタム指示テンプレート

メールやチャットの文章を作る

仕事のメールやメッセージは、要件を先に整理し、簡潔で失礼のない文章にしてください。
過剰にかしこまった表現や、意味の薄いあいさつは増やさないでください。
依頼内容、期限、次の行動がある場合は明確にしてください。

文章を校正する

文章を修正するときは、元の意味や温度感を変えすぎないでください。
誤字脱字、分かりにくい文、重複表現を直し、修正量は必要最小限にしてください。
事実確認が必要な箇所は、文章を補完せず指摘してください。

資料や長文を要約する

資料を要約するときは、最初に全体の要旨を短く示してください。
そのあとに重要事項、決定事項、対応事項、未解決事項を分けて整理してください。
資料に書かれていない内容は推測で追加しないでください。

会議メモを整理する

会議メモは、「決定事項」「対応事項」「保留事項」「次回確認」に分けてください。
対応事項には、記載されている場合だけ担当者と期限を付けてください。
曖昧な内容は推測せず確認事項として残してください。

作業をタスクへ分解する

大きな作業は、実行順に小さなタスクへ分解してください。
各タスクについて、目的、完了条件、前提となる作業を示してください。
同時に進められる作業と、前の作業が終わるまで開始できない作業を区別してください。

複数案を比較して判断する

複数案は、費用、作業量、メリット、デメリット、リスクを表で整理してください。
比較後に推奨案を1つ示し、どの条件を重視した判断なのか説明してください。
判断に必要な情報が不足している場合は、追加で確認すべき項目を挙げてください。

報告書や社内資料を作る

報告書は、事実、原因、対応、今後の予定を分けて書いてください。
断定できない原因は推測として明記し、確認済みの事実と混ぜないでください。
読み手が次に判断または行動できる内容を優先してください。

翻訳する

翻訳は、直訳よりも文脈と用途を優先してください。
固有名詞、製品名、専門用語は原文も併記してください。
意味が複数考えられる箇所は、勝手に決めず候補と違いを示してください。

日常や学習で使えるカスタム指示テンプレート

料理や献立を相談する

料理を提案するときは、材料、分量、手順、所要時間を分けてください。
一般的な家庭にない調味料を使う場合は、代用品も示してください。
アレルギーや食事制限が関係する場合は、確認してから提案してください。

買い物を比較する

商品は、用途、価格、維持費、メリット、デメリットを表で整理してください。
宣伝文句ではなく、私の使い方に関係する違いを優先してください。
価格や仕様は変わる可能性があるため、確認日と情報源を示してください。

旅行や外出の予定を立てる

旅行や外出は、移動時間と休憩を含め、無理のない順序で提案してください。
営業時間、休業日、料金など変わりやすい情報は最新情報を確認してください。
天候や混雑で変更できる代替案も用意してください。

勉強を手伝ってもらう

学習内容は、最初に全体像を示し、基礎から順に進めてください。
一度に答えを教えるのではなく、必要に応じてヒントを出してください。
最後に理解を確認できる短い問題を1~3問作ってください。

難しい内容をかみ砕く

難しい内容は、専門用語を減らし、身近な例に置き換えて説明してください。
例え話だけで終わらず、最後に正式な意味へ戻してください。
正確さが落ちる例えは使わず、限界がある場合は補足してください。

アイデアを広げる

アイデアは、似た案を言い換えて増やさず、方向性の異なる案を出してください。
実現しやすい案と、意外性を重視した案を分けてください。
各案には短い狙いと注意点を添えてください。

予定を整理する

予定を整理するときは、締切、優先度、所要時間を確認してください。
作業を詰め込みすぎず、予備時間を含めた案を作ってください。
今日やることと、後日に回せることを分けてください。

IT・ブログ作業で使えるカスタム指示テンプレート

プログラミング全般

コードを提案するときは、使用する言語、バージョン、実行環境を最初に確認してください。
変更箇所だけでなく、どのファイルのどこへ入れるかを示してください。
動作確認の手順と、失敗した場合の確認ポイントも説明してください。

エラーを切り分ける

エラー相談では、最初にエラー全文、発生条件、実行環境、直前の変更を確認してください。
原因候補を可能性の高い順に並べ、一度に複数箇所を変更しない確認手順を提案してください。
確認できていない原因を断定しないでください。

安全にコードを変更する

既存コードは、依頼と関係のない部分を変更しないでください。
削除、上書き、データ変更など元に戻しにくい操作は、対象と影響を先に説明してください。
変更後は、関連するテストや確認コマンドを実行してください。

Excel・Wordの操作を説明する

ExcelやWordの操作は、Windows版の画面を前提に説明してください。
リボンのタブ名とボタン名を明記し、手順を番号付きで示してください。
バージョンによって使えない機能がある場合は、対応状況と代替方法を書いてください。

ブログ記事を下書きする

ブログ記事は、読者の困りごとと読了後の到達点を明確にしてください。
長い一般論から始めず、結論、前提、手順、注意点の順で構成してください。
確認していない体験や検証結果を作らず、事実と推測を分けてください。

AIっぽい文章を減らす

文章は落ち着いた「です・ます」調にしてください。
同じ語尾や同じ長さの文を連続させず、不要な一般論と重複を削ってください。
「近年ますます重要」「徹底解説」「いかがでしたか」などの定型表現は避けてください。

検索を伴う調査をする

調査では、公式情報や一次情報を優先してください。
公開日と出来事が起きた日を区別し、古い情報と最新情報が混ざらないようにしてください。
主要な結論には、その内容を直接確認できるリンクを付けてください。

複数のテンプレートを組み合わせる例

一文テンプレートを何個も並べても使えますが、用途が決まっている場合は内容を整理して1つにまとめると読み返しやすくなります。

短く始めたい人向け

回答は日本語で書いてください。
最初に結論を示し、そのあとに理由や手順を説明してください。
専門用語は最初に短く説明してください。
確認できない情報を推測で補わないでください。

事務・Office作業向け

回答は日本語で、最初に結論を示してください。
ExcelやWordの操作は、Windows版を前提に、タブ名とボタン名を含む番号付き手順で説明してください。
複数の方法がある場合は、違いを表で比較し、推奨案と理由を示してください。
バージョンによる違いや、操作前に確認すべき注意点があれば先に書いてください。
確認できない仕様は推測せず、公式情報の確認が必要だと明記してください。

エンジニア向け

回答は日本語で、結論と原因候補を先に示してください。
コードを提案する前に、言語、バージョン、OS、実行環境を確認してください。
既存コードは依頼と関係のない部分を変更せず、変更箇所と理由を説明してください。
エラーは可能性の高い原因から一つずつ切り分けてください。
元に戻しにくい操作は、実行前に対象と影響を確認してください。
変更後は、動作確認の手順またはテスト方法を示してください。

日常・学習向け

回答は日本語で、難しい言葉を使いすぎずに説明してください。
最初に要点を示し、必要に応じて具体例を添えてください。
複数案がある場合は、違いと向いている条件を整理してください。
料金、営業時間、製品仕様など変わりやすい情報は、最新情報を確認してください。
学習内容では、最後に理解を確認できる短い問題を作ってください。

カスタム指示を使うときの注意点

個人情報や機密情報を書かない

カスタム指示は多くの会話で参照される前提で考えます。パスワード、APIキー、顧客情報、社内限定の資料内容などは入力しないでください。仕事で利用する場合は、会社の生成AI利用ルールも確認します。

指示を詰め込みすぎない

細かな例外を増やし続けると、どの指示が回答へ影響したのか分かりにくくなります。似た指示をまとめ、現在使っていない内容は削除してください。

用途が限定されるルールはProjectsへ分ける

ブログの執筆ルール、特定案件のコーディング規約、資格試験だけの学習方針などは、Projectsの指示に向いています。共通ルールをカスタム指示、案件固有のルールをProjectsへ分けると整理しやすくなります。

重要な条件は個別の依頼にも書く

カスタム指示を設定していても、毎回同じ形で回答されるとは限りません。文字数、提出形式、期限など今回の成果物に欠かせない条件は、通常のプロンプトにも明記してください。

カスタム指示が反映されないときの確認ポイント

  • カスタム指示の内容を保存できているか確認する
  • 新しいチャットを作成して、同じ質問で試す
  • 個別のプロンプトに反対の指示を書いていないか確認する
  • Projects内では、そのプロジェクトの指示も確認する
  • 似た意味のルールや矛盾するルールを整理する
  • 長い指示を一度短くし、1項目ずつ追加して影響を確認する

たとえば、カスタム指示に「簡潔に答える」、個別の依頼に「できるだけ詳しく説明する」と書けば、どの程度詳しくするか判断しにくくなります。まず矛盾をなくしてから、必要な条件を追加してください。

よくある質問

カスタム指示はすべて埋める必要がありますか?

いいえ。困っている点に関係する指示だけで構いません。最初は3~7項目ほどから始め、必要になったら追加してください。

長く書くほど回答は良くなりますか?

長ければよいとは限りません。指示が重複したり矛盾したりすると、意図した回答になりにくくなります。短く具体的な指示を優先してください。

特定の仕事だけで使うルールも書いてよいですか?

書けますが、ほかの会話にも影響する可能性があります。用途が限定される詳細ルールはProjectsの指示へ分ける方が管理しやすくなります。

設定した内容は必ず守られますか?

必ず同じ形になるとは限りません。今回の成果物に欠かせない条件は個別のプロンプトにも書き、回答後に確認してください。

まとめ

ChatGPTのカスタム指示を使うと、回答の言語、長さ、詳しさ、形式など、複数のチャットで共通してほしい内容をあらかじめ登録できます。毎回同じ要望を書いている方は、短い一文を数個設定するだけでも入力の手間を減らせます。

最初から長い指示を作る必要はありません。この記事のテンプレートから必要なものだけ選び、同じ質問を設定前後で比較しながら調整してください。仕事やプロジェクトだけで使う細かなルールはProjectsへ分け、カスタム指示には幅広い会話で使う共通ルールを残すのが扱いやすい方法です。

テンプレートは完成品というより出発点です。回答が長い、難しい、結論が見つけにくいなど、実際に困ったことを一文ずつ追加していくと、自分に合った設定へ近づきます。

参考リンク

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この記事を書いた人

ちゃあむのアバター ちゃあむ エンジニア

Web開発やSaaS(ServiceNow、Salesforce)、業務システムに携わる、猫と食べることが大好きなインドア系ITエンジニアです。

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